アルパインの最高級ブランド「juba」シリーズのアンプレスCDデッキの最高峰。
1990年に発売だがいまだに根強いファンを持つ名機で中古品でも高値で取引されている。
当時、1bit DAC採用による革新的な技術によって他メーカーのアンプレスデッキを凌駕した。
2009年にはアメリカの雑誌にて業界関係者によるアンケートで"Bset Ever CD Receiver Award"を受賞。
「過去最高のCDカーオーディオ」であるという名誉ある賞を受賞。誰もが認める最高のデッキである。
jubaシリーズ共通のシックなデザインで高級感があります。
6つのボタンのグリーンイルミネーションは当時のアルパインの象徴で所有する喜びを与えてくれます。
電源は2系統というこだわりも。カーステレオデッキでは7909Jだけではないでしょうか。
ライン入力もあり。ただしライン入力はスルーのようで、ボリューム操作もできず、出力側で調整する
必要があります。
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7909JにはCDSなるモードがある。jubaの本領が発揮されるモードである。
ディスプレイをOFF、ノイズが入ると考えられる回路もOFFとなる。CD演奏時のみでチェンジャーでも使用できない。
CDSモードになると更に奥行き感、生々しさがアップし。違いが体感できる程の変化がある。
CD部: ワウ・フラッター:測定限界
周波数特性: 5Hz〜20kHz
SN比:110db以上
定価 150,000円(税別)
アルパインの最高級シリーズjubaのCDデッキ。重圧、濃厚で女性ボーカルなどは息遣いが生々しく、さすがjubaの
フラッグシップであると納得である。
打ち込み系の再生は苦手との評価もあるが、打楽器系の音が抜群でリアルな音が表現されている。
特にスネアドラムの張り具合が生々しく聞こえる。
現在のデッキのような繊細で音の細いものとは真逆にあり、
色付けされた音と言えば聞こえは悪いが、図太く芯の通った音色で間違いなくアナログデッキの最高峰であろう。
30年も前の製品ですので故障もありますが、まだまだオーバーホールをやって頂ける業者さんもおられますので助かってます。
デジタル時代には対極しているが、暖かく濃密で太いアナログデッキの最高峰だと思う。
電源も2系統必要だったり、コード類も多く、取付には苦労する。修理などで取り外すのも躊躇してしまう・・・。
中古の数もそこそこ出回っている。