FiiO BTR5

FiiOからバランス接続可能なBluetoothレシーバー、BTR5が発売されました。
FiiOは安価でありながら高性能な携帯オーデイオプレーヤーが人気となり、現在は高級価格帯の製品など幅広いラインナップを揃えてます。

BTR5はDACを備えたBluetoothレシーバーですのでiphoneなどのスマートフォンからイヤホンケーブルを介さずに無線で通信接続することが可能です。
最近のカーナビ等ならBluetoothを装備してますが、古いヘッドユニットを使用されている方は別途Bluetoothレシーバーを購入する必要があります。
Bluetooth接続は有線接続と比べ、音質が劣る言われており、筆者も無線接続は避けておりました。が、通勤時間も短くなり、いちいちiphoneからポータブルアンプ、 ヘッドユニットと有線接続するのが面倒になり、少しでも高音質なBluetoothレシーバーを試して見たいと思うようになった次第です。

FiiO BTR5パッケージ

限定発売されたsky Blue(スカイブルー)バージョンです。通常バージョンは表面、側面ともにブラックになります。表面はガラスで覆われており、 滑らかな質感で光沢があります。
まずは製品の小ささに驚きます。そして44gと軽い。このコンパクトさでESS Technology製DAC「ES9218P」を左右独立して2基を装備。 2.5mmのバランスイヤホンも使用可能です。Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/LDAC。


FiiO BTR5本体

有機ディスプレイを装備しています。必要最小限ですが、電池容量、接続状況がわかるのは良い。コントロールアプリをスマートフォンで 操作することも可能。
ボタンは右側に集中していて直感的に操作できる。再生、停止、音量の大小、曲送り、曲戻しと一通り操作が可能。 ただし曲送りが音量マイナスボタンの長押しとトンデモ設定なのはいかがなものか。(せめて音量プラスの長押しでしょ)


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FiiO BTR5はLDACにも対応

FiiO BTR5とウォークマン

ハイレゾ相当コーデックのLDACに対応しているため、使用機会の無かったウォークマンが大活躍しています。 音楽ファイルをハイレゾ音質まで高める機能のあるウォークマンですが、有線接続よりも明らかに音質が良いです。 iphoneは出力コーデックがAACに限られるのでそこまでの高音質は望めませんが、BTR5のアンプが優秀なのかiphone直指しよりも いい音質で聞けます。


FiiO BTR5 車載モードが使える

FiiO BTR5車載モード

BTR5の唯一無二の機能とて「車載モード」があります。シガーソケットからBTR5本体にUSB接続しておくと、車のエンジンのON・OFFに対応して BTR5本体もON・OFFになります。本来なら個別に電源ONが必要ですが、エンジンかけてウォークマンの再生ボタンだけで音楽が流れます。


FiiO BTR5 仕様

Bluetoothバージョン: Bluetooth5.0
オーディオコーデック: SBC、AAC、aptX、aptX LL、apyX HD、LDAC
DACチップ: ES9218P×2
出力: 3.5mmアンバランス、2.5mmバランス出力
外形寸法: 72×32×11.1mm
重量: 43.7kg
価格: オープン(15,000円前後)


FiiO BTR5 レビュー、音質

無線接続なんて・・・と甘く考えていましたが音質の良さにびっくりです。 ハイレゾ相当のLDACコーデック対応で音の解像度、アタック感もあり驚きでした。メリハリの聞いた力強い音質です。
音量も60カウントあるので細かな音量設定ができるのも車内向けではないだろうか。 iphoneで音量を1つ上げるとうるさすぎることがあったので細かな音量設定はありがたい。
さすがフラッグシップ機だけあり、左右独立DAC搭載、バランス接続可能、高音質モード(ハイゲイン機能)搭載などなど、最新機能てんこもりです。
Bluetooth接続ですが、音の途切れもなく安定している。バランスイヤホンも使用できるので車以外でもお気に入りのイヤホンを使用でき、 また、ホームオーディオでも幅広く使用できるのも良い。
車内接続環境:BTR5→アルパイン7909J→マッキントッシュMC431

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