アルパインの人気ブランドであるV12シリーズの末弟にあたるMRV-F307。
現在、新品を手に入れることはもちろん不可能であるが、ヤフオク等のネットオークションではタマ数も多く、非常に安価で取引される。
なかなかの高機能で使い勝手が良く、筆者のベンチマーク的なアンプになっている。
パワーランプは本体の右側にある。ON時はグリーンに点灯するのだが、日中は点灯しているかどうか判断つかない事も。
フロント、リア出力でそれぞれクロスオーバー、フィルターを装備。一通りの調整機能は整っている。
MRV-F307の側面。
非常にシンプルな構成、ゲイン調整と反対面にローパスフィルター調整あり。
定格出力: 180W×2、90W×4、35W×2+110W×1、100W×2
周波数特性: 10〜50,000Hz
高周波歪率: ―
S/N比: 100db
定価 39,800円(税別)
繊細である分、力強さは無いが高音もきれいに伸びている。4ch、2ch(+サブウーファー)に切り替えでき、クロスオーバー、フィルターも装備しており、とにかく使い勝手が良い。
手に入れやすい価格ながら、細かな調整が可能で入門用にぴったりではないだろうか。
ヘッドユニットの内臓アンプから切り替えた際、はっきりと外付けアンプの違いが伝わってくる。