マッキントッシュ MPM4000のサイドパネル

マッキントッシュmpm4000

マッキントッシュのブランドアイデンティティと言えばブルーアイズメーターとサイドの金属パネル。
購入当時から片側のサイドパネルが欠品しており、今回パネルを自作・DIYしてみました。幸い片側のパネルがあるので それを使って複製したいと思います。
複製方法ですが、3Dプリンタで作成するのが最も正確で確実です。・・・。一度データ化すれば複製も簡単・確実です。データの劣化も無いですし。 しかし、筆者の近所にも3Dプリンタの時間貸してくれるところがありますが、3Dデータを取るためのスキャナを取ってくれるところが無いです。。 ネットで調べてみると、業者でスキャニングしてもらう費用がかなりの高額で断念致しました・・・。

結局、筆者がバイクのレストアの際にも行った、ポリパテでパーツを複製することにしました。
100均ショップで購入した「おゆまる」を使って型取りし、ポリパテを流し込んでパーツを複製する方法です。この方法ですと型取りですべてが 決まるので重要な作業になります。また、複製を繰り返すと型の劣化も発生します。時間もかかりますが、費用は安くつきます。

型の作成

100均ショップ おゆまる

100均ショップで購入した「おゆまる」です。いわゆるプラスチックねんどです。アマゾンでも同名で販売されています。
熱湯の中(80度以上)に入れると自由に形を変えることができ、冷めると固まる素材です。
筆者は白色と透明のおゆまるを購入しました。ポリパテの充填具合が見えるので透明の素材がおすすめです。


自作 型取り

お湯で温めたおゆまるの水気を取り、こねて柔らかくします。適当な容器に入れて平らにし、複製元のサイドパネルを押し込みます。
容器の中に入れるのはおゆまるを押し込むと外に逃げて行くため。押し込むとほど逃げてしまうので上手に型取りができません。
複製元はゆっくりと押し込み、凹凸がしっかり出るようにします。
写真上にある丸穴2箇所は相手側の型との位置合わせのために作っています。
十分に固まった後、相手側の型を作っていきます。


型の完成

固まった後、容器から型を外します。
複製元の凹凸、ポリパテの充填のしやすさ等、この型取りで決まってしまいます。型はお湯に入れれば再度やり直しできます。


パテの充填

ポリパテ

次に、出来た型にポリパテを充填していきます。
タミヤのポリエステルパテを使います。2液タイプで速乾性(約1時間)があり、細かい隙間の充填にも向いています。また、 厚塗りやヤスリで形を整えることも出来ます。


ポリパテ使い方01

1液、2液と1対1の配合ですので、同じ長さの分だけ使用します。写真では2液が多めに出してしまいました・・・。 液の配分はパテの硬化後の強度に影響してきますが、今回の使用目的上、問題ないかと思います。


ポリパテ使い方02

色ムラがなくなるまで混ぜます。速乾性がありますので乾かないうちに充填していきます。


ポリパテ使い方03

細い隙間にも入り込むように充填していきます。ペースト状で扱いやすいのですが、厚みの薄いところに入り込ませるにはコツがいります。


ポリパテ使い方04

型作成時に作って置いた丸穴同士をあわせ、ずれないようにゴムバンド等で留めます。約1時間程度で硬化します。


パテの追加工

ポリパテの追加工01

硬化したらパテを型からゆっくりと取り出します。バリや気泡が残っている場合はパテの厚塗、耐水ペーパーで形を整えます。


ポリパテの追加工02

耐水ペーパーで形状を整えたところ。ここまで来たら後は塗装だけです。ゴールはもうすぐです。

パテの塗装

ポリパテの塗装01

パテの追加工後、塗装をしていきます。
まずはプライマーを吹き付け下地を整えます。後から塗る塗料の乗りを良くするためです。
次にシルバーの塗装を行い、ムラが出る場合は一度感想させてからヤスリがけし、再塗装を行います。


ポリパテの塗装02

完成です。写真の左側が純正のサイドパネルです。よく見ると色合いが違いますが、肉眼ではほぼ同等の色合いです。
型取りは最初うまく行かず、4回ほどやり直ししました。手間と時間をかけてやれば、かなりのクオリティの物のが制作出来ます。


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