カーオーディオの世界

3DA-7885J アルパイン

1996年、当時のハイエンドCDプレーヤーとして登場。
1DINサイズでありながら、3枚のCDチェンジャーを装備しており、ダッシュボードに1DINしかスペースのない外車オーナーなどに特に人気が高かった。
音質を調整する機能は一切無し。アンプ(35W×4)も別体となっていた為、好みのアンプとの組み合わせで音質を変えることができた。

一番の特徴はチェンジャーでしょう。CD入れ替えの際はマガジンが手前に出てきて入れ替えを行う。
こういったギミックは見ていて楽しい。スケルトンバージョンのマガジンがあってもよかったのでは！

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出力はフロント、リア、ウーファー用のRCA出力あり。IP-BusでCDシャトルとの接続ができる。

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この当時のアルパインのイルミネーションは見ていて惚れ惚れしてしまう。
グリーンに輝く角ボタンをはじめ、CDカウント表示など彩が鮮やかである。 アルパインはこの後、他社と同じくド派手なイルミのデッキを発売していくのであるが、 当時のアルパインには特徴的なデザインで他社との差別化されていたように思う。

3DA-7885J　仕様

CD部：　D/Aコンバーター：1bit
周波数特性：　5Hz〜20kHz(±1dB)
S/N比：　95db
ダイナミックレンジ：　93dB
高周波歪率：　0.01%
1996年6月　発売
定価　69,800円(税別)

3DA-7885J レビュー

中高域に重きを置いた設定で、解像度は高い。どうしてもCDチェンジャーに目がいってしまうが、音質についても高いポテンシャルを持っている。
一つ一つの音が弱く、迫力に欠けるところがあるが、古き良きアルパインの繊細でしっとりとした音色である。
CDシャトルを接続すると合計9枚のCDをコントロールできる。

CDチェンジャーを接続すれば驚異の9CDを操作できます。
アルパイン製品に言えることですが、外部入力を可能にするには配線を加工する必要があるので△