ヒートシンクのフィンが並ぶシンプルな本体。5.8kgと結構な重さである。
アメリカの老舗マッキントッシュとの技術提携によるパワーガードを搭載。(出力時のオーバードライブ歪を検知し、瞬時に入力レベルを抑え込み、基本波形を崩さずに歪部分(ピーク)だけを取り除く)
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APA4200の側面。
非常にシンプルな構成、ゲイン調整と反対面にローパスフィルター調整あり。
定格出力: 50W×4、100W×2、35W×2+110W×1
周波数特性: 10〜50,000Hz
高周波歪率: 0.02%
S/N比: 115db
定価 65,000円
当時のカーオーディオ雑誌には上位機種であるAPA4400と共に度々特集が組まれ、名機と謳われていた。
雑誌に取り上げられるだけあって、他の同価格帯のアンプと比べても抜き出ている。
中身はマッキントッシュという噂もあるが、実際に聴き比べると別物であることがわかる。
パワーガード機能の搭載など、多少マッキントッシュを傘下に収めた影響はあるのかもしれない。
中低音重視の設定で、強さと繊細さを持ち合わせた印象。特にギターやピアノのソロ部分では、瑞々しく元気に鳴ってくれる。
中古数もそこそこあるが、価格は以前と比べ高騰している。
ヒートシンク剥き出しのデザインが特に気に入ってます。同デザインで上位機種のAPA4400はゴッでデザイン賞を受賞しています。